キャッシュフローゲームの超わかりやすいルール説明
ROIという用語をご存知ですか?キャッシュフローゲームの中で出てくるROIは、Return On Investmentの略で要するに収益化の指標です。
これはマーケティング用語の一つで想定するキャッシュフローで支払う頭金を何年で回収できるかという考え方。
この他にもROCやKPIなど学ぶべきマーケティングは、私たちにはたくさんの用語がありますよ。
話を元へ戻します。ここでは、不動産物件を購入する投資案件で考えてみましょう。
例えば、ここに300万円の中古戸建てがあったと仮定します。家賃は、4.5万円で入居付けできると想定します。
その場合は、年間の家賃収入は4.5万円×12ヶ月=54万円となりますね。
この金額へ中古戸建ての金額を割るわけです。つまり、54万円÷300万円=0.18 なので18%ですね。
そして、何年間で元を取るのかといった考え方なので1÷18%=5.5(年間)といった計算になります。
要するに5.5年で元が取れる(回収できる)ので原則、このあとはずっと利益が出続けるよ、という話。
これはあくまでも机上の計算にはなりますが。
この金額で注意しなくてはならないのは、300万円の戸建てがあったと仮定します、と述べた部分。
キャッシュフローゲームと現実の話には違いがあるからです。
少しだけ脱線しますけど「キャッシュフローゲームを学んでも投資はうまくならない」などといくつかのブログで見かけましたが、当然です。
現実とボードゲームには違いがあるので、差を理解しないといけません。
キャッシュフローゲームはあくまでも考え方であり、批判する人はまだ投資家として実力不足なので戯言には充分にご注意くださいね。
さて、通常は、不動産会社から物件を買うと思いますので仲介手数料・移転登記費用・リフォーム費用・不動産取得税などのコミコミの料金で300万円でなければなりません。
ただ、リフォーム費用などは実際には見積もりしてみないと細かく計算できなかったりするので、単純に売却価格を年間の家賃収入で割った指標を表面利回りと呼びます。
表面利回りに対して先ほどの細かいコミコミの価格で割った指標を実利回りなどと呼びますね。
ちなみにキャッシュフローゲームでは平均的なROIが38%です。そのため、38%を超える利回りの物件を買うことこそがラットレースを抜け出すコツとなるのです。
すごい、今日はかなり真面目に書いてしまった(゚Д゚)
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